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2019年8月25日 (日) 02:09:09 | 新着情報, 院長ブログ

若くても

8月も終わりに近づき、昼間はまだまだ暑いものの、夜の温度に変化が出てきたので、ほっとしますね。

最近
20才代、30才代でも、50肩症状の人が見受けられます。、
症状は同じ様に三角筋に出ており、腕の前、横、後の可動範囲に制限が起こり、
上げると痛みも伴います。

それが、普段の生活の中で、ふいに腕を使うと電撃的な痛みが起こり、
その痛みがあまりにも強いので少しの間、動けない程になります。
その様な患者さんに腕の検査をしてみると、本当に、40肩50肩症状そのものだと思いました。

問診で話を聞くと、
30代前半の患者さんは、中学2年生の頃に学校の階段から落ちて左の腕を強く痛め、
その後、16才の時にバイク事故で体の左側が下になりながら数十メートル引きずられたとの事でした。

20才代の患者さんは、3年前に自転車に乗っている時に自動車とぶつかり、鎖骨を折り、
症状が出ているのは、骨折した側の腕でした。

この2つの例をみると、過去に受けた怪我が元で起こっている後遺症が丁度、腕だったので、40肩50肩症状を起こした様です。

問題は腕だけではないので、腕の神経支配をしている椎骨(背骨を形成している一つ一つの骨)の下から出ている神経もかかわるので

実際は体全体の状態を良くしてから、腕の部分調整をしないと症状は良くならないのです。

体全体の状態を良くすると、自然治癒力も働き、更に体は元に戻そうと働くので、更に効果がでます。

皆さんも、体の何処かに症状が強く出た時に、過去に怪我をした事があるか思い出して下さい

もしかしたら、その症状は以前の怪我や、何かで痛めたのが原因かもしれません。

早く良くするためにも、
その旨を施術師やドクターに伝えて下さいね。