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2016年8月25日 (木) 18:54:18 | 新着情報, 院長ブログ

体は正直ですね パート2

体は本当に正直ですね

例えば、小さい頃から好まない食べ物はその食べ物の成分が体に負担をかける場合があります。

と言うのも私は子供の頃から脂身が苦手で感触が気持ち悪く感じる位嫌いでした。今思うと子供の食べず嫌いとは違い体が訴えていたのです。

26才の時に夜中に壮絶な痛みで目を覚まし数時間体を丸めて痛みに耐えて数日後病院の検査で痛みの原因が胆嚢と分かり、医師から胆嚢の収縮が悪いので油物は極力控える様に言われました。

もともと、油っぽい物を好まなかった上に更に意識して天ぷら等が付く様な食事の時は衣を3分の2ははがす等していましたが、胆嚢がと言われてから6年位経った頃から春になると皮膚がミカンの様な黄色がかる事が多くなり、その当時、姿勢保健均整専門学校で指導をしていたので毎年春の卒業式と入学式で隣に座った先生が「大庭先生腕が黄色いですよ」と言われ、その度に「そうなの春だからね。」と言っていたものです。

春だからねと言ったのは東洋医学では春は肝臓に症状が出易いと言われ、皆さんが知る五臓六腑で春の五臓は肝臓でそれにあたる六腑は胆嚢なので、「春は風が動いて肝にくる」と言う言葉からも肝臓と胆嚢は密接なので胆嚢も春の時期に負担がくると言うことですね。

即ち、肝臓も胆嚢も機能低下を起こすとビルビリンの数値が高くなり皮膚は黄色く見えるのです。

そして、私の場合は胆嚢の働きを助けていた膵臓がギブアップ気味になり、今思うと過去に2回程数カ月間、水を飲んでも強い痛みがきていたのでてっきり胃だとばかり思い胃カメラや胆嚢の機能も悪いので数年に1度は肝臓、胆嚢、膵臓の専門医に診てもらい血液検査とエコーの検査をしても分からなかった原因が今回行った別の病院で慢性膵炎ですと言われ以前の壮絶な痛みの意味が分かり忍耐力があり過ぎるのも時と場合だと反省した次第です。

皆さんも強い痛みが長く続き胃かなと思われ検査しても胃は大丈夫ですと言われたら、そんな時は膵臓を疑って下さいね。

何と言っても一番知っているのは本人なのでね。